
日本ではごちそう感のある小籠包。でもここ台湾では朝ごはんとして気軽に食べることができる大衆料理でもあります。「所詮朝ごはん屋の小籠包なんて」と侮ってはいけません。有名店にも引けを取らない味がそこには隠されています。
今回は数ある朝ごはん屋さんの数ある小籠包でも抜きんでてレベルの高いお店を紹介します。
世界豆漿大王の場所
世界豆漿大王という名前のお店で、世界に大王がついているのでおいしいに間違いありません。場所は雙連駅から東に徒歩10分くらいのところ。
実はこの雙連駅から東側のエリア、鹹豆漿などが食べられる朝ごはん屋さんがあまりなく、立地的に非常に貴重なお店でもあります。
朝6:00に訪問したのでやや薄暗い。
伝統朝ごはんに小籠包を追加
台湾の朝ごはんと言えば、鹹豆漿(シェンドウジャン)と蛋餅(ダンピン)ですよね~。こんなにおいしいものが日本であまり食べることができないのは悲しい。このお店では鹹豆漿 も蛋餅ももちろんあり、台湾風おにぎりやパン、マントウまで勢ぞろい。メニュー見るだけでごはんが進みます。壁に貼られたメニューの端には、古くから営業している痕跡を見せる写真が。
女将さんがとても愛想よく笑顔で接客してくれたのが印象的でした。日本語もすこーしだけ伝わります。
さて、今回注文したのは鹹豆漿(30元)と起司蛋餅(チーズダンピン、45元)、それと小籠包(100元)です。小籠包があるのがうれしい。そして食べてわかったこちらの小籠包、すごいんです。
鹹豆漿は改めて飲み物である
注文して席について、料理が来るのを待つ間に、小籠包用のタレを調合します。

おぼろ感はいまだ少なく、さらりとしたスープ。かなりさらさらしていて、おぼろ感3/5店くらいです。すっきりと食べるにはちょうどいい緩さで、味はしっかり塩味とだしを感じ一般的な鹹豆漿の味わい。

中に入った揚げパンはシミシミでおいしい。全般的に味付けしっかりで、スープ感の強い鹹豆漿で、あまりないといえばない鹹豆漿だと思いました。思い出になる味です。

起司蛋餅は食感のハーモニー
続いては起司蛋餅(チーズダンピン)です。鹹豆漿に遅れて3分くらいで到着。
表面がカリっと焼かれていて、ぱりぱり食感を期待させるビジュアルです。焦げ目もついて香ばしい香り。
卵と、ネギとチーズがまきまきされており、中はふっくら。
甘じょっぱいタレをつけて一口。外はカリカリしていて、中はふっくらモチモチの食感。絶妙な火加減と時間で焼が入っていて、職人芸です。もちろん味はおいしく香ばしく、油もしみ込んでいてアツアツで食べることができました。それだけで食べても食感が面白いし、タレをつければパンチが効いておかず感が増します。
チーズは少なめだったんですが、全般的に満足感のある一品でした。
表面がカリっと焼かれていて、ぱりぱり食感を期待させるビジュアルです。焦げ目もついて香ばしい香り。
卵と、ネギとチーズがまきまきされており、中はふっくら。
甘じょっぱいタレをつけて一口。外はカリカリしていて、中はふっくらモチモチの食感。絶妙な火加減と時間で焼が入っていて、職人芸です。もちろん味はおいしく香ばしく、油もしみ込んでいてアツアツで食べることができました。それだけで食べても食感が面白いし、タレをつければパンチが効いておかず感が増します。
チーズは少なめだったんですが、全般的に満足感のある一品でした。
コスパ最強絶品小籠包
最後は小籠包です。正直朝ごはん屋の小籠包って、小さくした肉まんみたいで皮がぶ厚くてスープがあまり入ってなくて、「なんだかなぁ」と思うことも多かったんで、正直期待していませんでした。
こうやって蒸し器で蒸されている間もあまり期待せずに蛋餅をほおばっていたわけです。
蛋餅から遅れる事5分、やってきたのがこちらの小籠包。
おや、なんか皮がぶ厚くはなさそう。中の餡が透けて見えて、もしかしたら小さい肉まんではないな、とこの時点で期待値が変わりました。
これは鼎泰豊で見た小籠包に近く、しかも粒は大きめ。もしかしたら、おいしい小籠包では?
箸で一つすくってみると、タプンと形が変わり、中身の重量感からスープの存在をはかり知ることができます。ああ、スープもしっかり入っているのか。
皮を破ってスープ含有量をチェックします。すると
するとドバっとスープが出てきました。おお、これは待ち望んでいた正統派小籠包。しかも個人的に味濃い派なので、色味の強いスープが出てきて気分が上がりました。
蛋餅から遅れる事5分、やってきたのがこちらの小籠包。
おや、なんか皮がぶ厚くはなさそう。中の餡が透けて見えて、もしかしたら小さい肉まんではないな、とこの時点で期待値が変わりました。
これは鼎泰豊で見た小籠包に近く、しかも粒は大きめ。もしかしたら、おいしい小籠包では?
箸で一つすくってみると、タプンと形が変わり、中身の重量感からスープの存在をはかり知ることができます。ああ、スープもしっかり入っているのか。
皮を破ってスープ含有量をチェックします。すると
するとドバっとスープが出てきました。おお、これは待ち望んでいた正統派小籠包。しかも個人的に味濃い派なので、色味の強いスープが出てきて気分が上がりました。
世界豆漿大王
【場所】https://maps.app.goo.gl/kpRWkrQdc2Vb4D5G8
【営業時間】6:00-11:00
【定休日】月曜日