24時間やっている朝ごはん屋さんといってもピンとこないと思いますが、台湾には夜から始まる朝ごはん屋さんとか謎コンセプトのお店がたくさんあります。
今回はその名の通り24時間営業している朝ごはん屋さんのご紹介です。普通のごはん屋さんでいいんですが、メニューが朝ごはんなので、みんな朝ごはんのつもりで訪れています。
洪記豆漿大王の場所
ちょっとしたチェーン店ではあるのですが、洪記豆漿大王の農安街店です。
場所は、中山國小駅の北側に展開されている、これまた24時間営業の雙城街夜市のはずれにあります。隣にはカルフールのショップもあって便利な場所です。
今回は21時くらいに訪れたのですが、やや荒れている状態(笑)

では店内に入って注文していきます。
今回は21時くらいに訪れたのですが、やや荒れている状態(笑)

では店内に入って注文していきます。
朝ごはん鉄板のメニューばかり
メニューは日本語もあり、壁にもずらりと表示されています。


蛋餅、鹹豆漿などの超絶定番朝ごはんメニューから、マントウ、肉まんなどなんでもあります。ずらりとカウンターにストックが並んでいるので、このお店では指差し注文がおすすめ。普段のメニューではなく冒険してみましょう。


カウンターの最後には豆漿などのアイスドリンクも。砂糖の入っていないものもあるので、好きなものを選びます。

さて今回注文したのは、蛋塔(ダンタァ)と猪肉餡餅(ズーロゥシェンビン)、豆漿(加糖)です。この蛋塔というのはエッグタルトのことで、朝ごはん屋さんではこちらのお店が有名です。猪肉餡餅は、焼いた肉まんのようなもので、こちらのお店で人気の商品。猪肉餡餅は店頭にストックがあるのですが、焼き直して温めてくれます。
まずは期待していた猪肉餡餅。見た感じ、大きめの焼小籠包のような感じです。

ところが箸を入れると、肉汁ぶしゃー。ぎっちぎちに肉餡が詰め込まれていて、ハンバーグのような重量感。作り置き、かつ温め直しにもかかわらずジューシーさがすごい。

お皿に零れ落ちた肉汁を見てください。本当にしたたり落ちるくらいの肉汁が中にじゃぶじゃぶ入っています。これは今までに食べたことのない美食で、日本でも絶対にお目にかかれない一品でしょう。これだけでもこのお店に行く価値はありそうです。

極め付きは蛋塔
そしてスイーツがてらに頼んだのが蛋塔。エッグタルトですね。街中ではパン屋さんとかで売っているケースもあったり、エッグタルト専門店もあったりしますが、実は朝ごはん屋でも食べられるお店が若干あります。

このビジュアル…。ちょうどいい焼加減で、表面のつや感が何ともたまりません。

一口食べると、ややしっとりとしたパイ生地の口当たりがよく、中のクリームが本当にクリーミー。甘さは控えめながら、たっぷりクリームが入っていて、満足度は相当高いです。はぁ、台湾のエッグタルトは大ぶり・甘さ控えめでがっつりスイーツを食べたいとき、というよりも朝ごはんに適した進化を遂げているように感じました。


このビジュアル…。ちょうどいい焼加減で、表面のつや感が何ともたまりません。

一口食べると、ややしっとりとしたパイ生地の口当たりがよく、中のクリームが本当にクリーミー。甘さは控えめながら、たっぷりクリームが入っていて、満足度は相当高いです。はぁ、台湾のエッグタルトは大ぶり・甘さ控えめでがっつりスイーツを食べたいとき、というよりも朝ごはんに適した進化を遂げているように感じました。

台湾の朝ごはん、底なしの魅力を感じたお店でした。今度は朝に行ってみようかな。
洪記豆漿大王 (農安街店)
【営業時間】24時間営業
【定休日】不定休