台南はご飯が美味しいで有名ですが、地元の人の舌もさぞかし肥えていると思われます。せっかく台南に行ったのであれば、地元民も唸る美味しい食堂に行ってみたい！ということで、地元の人が並ぶほど人気な食堂「無名米糕」に行ってきました。
無名米糕の場所
台南駅から大通りを南西方面に10分、少しわかりにくい路地に入ったところにこのお店はあります。
このような路地裏に入っていきます。
すると人だかりが…
暗い路地の中に明るい光が見えたら多分この食堂です。正式な名前のないこのお店。観光客もおらず期待が持てるお店です。
無名米糕のメニュー
ないかなぁと思っていましたが、しっかりとしたメニュー表がありました。
☆がついているのが当店おすすめのメニューです。台北と比べてもとてもやすく、魯肉飯（肉燥飯）は中サイズで20元！とんでもない安さです。
今回は、台南地方のご飯である米糕と、肉餃湯を注文しました。
ちなみに注文はメニュー表に手書きで、注文したらお箸を以下からとって待ちましょう。
地元の方に混じって舌鼓
早速出てきたのがこちら。
まずは米糕を実食しました。米糕は、魯肉飯に肉でんぶを加えた逸品。ご飯は油飯になっていて、味付け濃いめの台南特有のごはんです。
お肉が大きめカットで脂身もたっぷりあります。
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| 米糕：25元(日本円で約100円) |
さっそく一口。
ご飯にも味付けされた油がしっかりと絡まっていて、どこから食べても美味しい。何より上にかかっている肉の塊が大きく、かなり満足する内容です。八角控えめなので、苦手な人もパクパク食べられるでしょう。ぺろりと平らげてしまいました。
続いて肉餃湯。その名の通り、水餃子のスープです。
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| 肉餃子湯：20元(日本円で約100円) |
スープには、餃子の他に油條(揚げパン)、ネギが入っています。スープはやや白濁しており、しっかりとダシをとっている様子が伺えます。
肉餃子は、小ぶりではありますが、ギュギュッと皮の中に肉団子が詰め込まれており、噛みごたえも味わいも抜群でした。蒸して食べたら、肉汁がじゅわっと出てくるような気がするくらい、密度のこい餃子です。スープの塩味も抜群で、少し涼しくなる台南の夜にピッタリの味でした。
そのほか、煮込みものがたくさんあり、地元民は指さしていくつも食べていました。
台南の夜、お腹が空いたら少し歩いて当店へぜひ。
無名米糕
【住所】700台南市中西區中山路8巷5號
【営業時間】9：30～15:00, 17:00～20:00
【定休日】日曜日
