グルメ 台中 台湾 肉圓

【シリーズ：肉圓】台中で肉圓（バーワン）を食べるならここ！『丁山肉円』

肉圓（バーワン）は日本では食べられるところが少ないので、台湾に来たら必食の一品です。バーワン愛好家をバーワニストと勝手に命名しています。
台北にも台南にもご当地肉圓が必ずありますが、各地各店によって味が少しづつ異なるので、食べ比べしてみるのが面白いです。
今回は台中の名店、丁山肉円（ディンシャン）の肉圓をレポートしたいと思います。

丁山肉円の場所と外観

丁山肉円は台中駅から歩いて10分位のところにあります。台中には、台中肉圓という有名店がありますが、そこに負けず美味しいと評判のお店です。

道路を挟んで、台中第2市場という台中で一番大きい市場があるので、そちらでもグルメを楽しむことができます。

丁山肉円の店構え。定員もお客さんもバーワンのように見えます？

ちなみに、丁山肉円の肉円はバーワンと同一の意味です。

丁山肉円のメニュー

お店に入ると、グツグツとバーワンが揚げられているのが見えます

バーワンが素揚げされている

明太子のようなピンクのソース。手前はスープ

メニューはこちらです。壁にも机にもあります。

肉丸を始め、台南発祥のインスタントラーメン「意麺」やルーローハン、スープ類も充実しています。

肉丸（バーワン）の実食

麺類、スープ類、ご飯物も頼みたいところだったのですが、ここは肉丸一択です。辛いのと辛くないのを選べますが、辛いのを選んだほうがこの店の特徴を味わえます。席につくと注文を取りに来てくれたので、早速肉丸を注文。

肉丸：40台湾ドル(日本円で約150円)

届いたのがこちら。上に乗っているピンクのソースが特徴です。これが辛いソースです。他のバーワンではなかなか見たことのないビジュアル。

皮は透明というよりも、少し白味がかっていて、しっかり弾力があります。中身は豚肉の団子がいくつか入っており、噛みしめるたびに味が出てきます。そしてこのピンクのソースがピリピリ辛くとてもよいアクセントになっています。お皿の底にもしょっぱいタレが沈んでおり、混ぜて食べることで濃厚な味わいに。

一般的なバーワンでは、このように上からかけるソースが甘じょっぱい物が多いのですが、丁山はそれと少し違い、ピリピリソースが病みつきになります。
台中では台中肉員が有名ですが、丁山もバーワニストの巡礼ルートとして必ず入れておきましょう。

丁山肉円
  【住所】400台中市中區台灣大道一段370號
  【営業時間】10：30～18：30
  【定休日】なし