タピオカは春水堂で生まれたもので、はじめはタピオカミルクティーとして台湾全土に広がっていきました。これをファーストウェーブとすると、現在はサードウェーブまで来ていると考えています。
セカンドウェーブは、タピオカを黒糖で煮詰めたものにミルクを注ぐ黒糖タピオカミルクです。日本ではジアレイなどが進出してきましたが、台湾では老虎堂、吉龍糖、そしてこの珍煮丹などが有名です。サードウェーブは、タピオカを他の色で色づけたり、フレッシュフルーツなどと組み合わせた変化系です。こちらは各店で独自に発展しており、明確な型は完成しきっていないです。
今回はセカンドウェーブの立役者である珍煮丹(ジェンジューダン)についてレポートします。珍煮丹は1999年に営業を開始し、現在34店舗を展開している中規模チェーン店です。
珍煮丹の場所
台北市内はもとより、台中、新北など多くの店舗があります。台中市内の店舗をまとめると以下のようになっています。今回は台北駅近くの店舗に行ってきました。
珍煮丹のメニュー
メニューはこちら。黑糖珍珠鮮奶がタピオカ黒糖ミルクですが、一番上で多くの人が頼むメニューです。他にもいろいろありますが、期間限定のメニューもあるので、「せっかくだから!」と思う人はそちらを頼んでみてもいいかも。私が行ったときは、オレオを砕いて入れたメニューが期間限定で販売していました。
珍煮丹の黑糖珍珠鮮奶
黑糖珍珠鮮奶はMサイズ50元です。Lサイズもありますが、大きすぎてお腹いっぱいになりそうなので注意が必要です。氷の量と甘さが選べるタイプです。タピオカが下層1/3を占めるくらい入っており、その上にミルクが注がれています。
珍煮丹のタピオカは大きめでとても熱々なのが特徴です。そして適度に弾力があって甘くて美味しいです。
タピオカのサイズがまちまちなのも手作り感があっていいですねぇ。
スターバックスほど店舗が沢山あるわけではないので、行った先で見つけたらぜひ立ち寄ってみてください。
珍煮丹 北車開封店
【営業時間】10:00~22:00
【定休日】なし