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【台湾ドリンク】ポストタピオカを担うのはこのドリンクだ

タピオカドリンクが大ブームになっていて、日本にも台湾から多くのブランドが進出し、競争も激しくなっています。今や台湾ブランドは虎視眈々と世界戦略を練って、味にうるさい日本市場の攻略を経て多国に進出しようとしているのは明白です。ただ、タピオカドリンクはすでに飽和しつつあり、台湾ではポストタピオカとも言えるべきドリンクが出現し出しています。
そんなポストタピオカを担う筆頭株『双生（シュアンセン）』を紹介します。

双生とは

2017年に台南で創設された双生では、タピオカを扱ってはいるものの、シグニチャードリンクとして緑豆のスムージーを提供しています。緑豆とは、台湾で愛されている小豆のような豆で、夏場によく食べられるスイーツの一種です。双生では、緑豆のフラペチーノのようなスムージを中心に、紅茶などをメニューの主力においています。

双生の場所

台南市内に唯一の店舗があります。台北やその他のエリアには店舗はありません。

富士山を握りしめたようなアイコンが目印。

お店は通年人で溢れています。時間帯によっては行列ができているので行く際はご注意を！

双生のメニュー

メニューはあまりごちゃごちゃしておらず絞りきっています。

メニューは4種類。

①緑豆沙牛奶：緑豆と牛乳を混ぜたスムージー（一番人気）
②緑豆沙：緑豆のスムージー
③紅茶牛奶：ミルクティー
④紅茶豆漿：牛乳の代わりに豆乳を混ぜたソイミルクティー

これに加えて、タピオカを追加することができます。が、ほとんどの人は一番人気の緑豆沙牛乳をシンプルに注文していました。

双生の緑豆沙牛乳

私も一番人気を注文。作り方は簡単で、予め冷やしておいた緑豆沙に牛乳をぶちこむだけ。

この中に緑豆沙スムージーが冷やされている

さほど混んでいなかったので、注文してすぐにゲットすることができました。

緑豆沙牛奶(中)：40台湾ドル(約150円)

総じて言えることですが、台南は台北に比べて物価が安く、例えばタピオカミルクティーなんかも台南のほうが10～20台湾ドルは安いです。というわけでこちらのドリンクも150円程度で買うことができるので大変お得です。
で、実際のお味はというと、とても不思議な味。日本人目線では味わったことのない味わいで、始めはちょっとびっくりしましたが、二口、三口と飲み進めていくと止まらなくなりました。
小豆を茹でたあとにマイクロサイズまですりつぶしたものに甘く味付けして牛乳と混ぜたような味で、飲みごたえもあるしフラペチーノになっているので暑い日にはピッタリのドリンクです。

タピオカと比べてずっしり感はないので、サッパリとしたドリンクが飲みたいときにはおすすめです。

今は台南にしかないですが、今後店舗を拡大して台北にもしそうな雰囲気のドリンクスタンドです。ポストタピオカを担えるか、今後注目していきましょう。

双生
  【住所】700台南市中西區民族路二段281號
  【営業時間】11：00～18：00
  【定休日】月・火