台北市内北西部にある延三夜市。密かにグルメ夜市として知られ、ビブグルマンを獲得した店も多数ある、地元民であふれる夜市です。基本的にはお手軽グルメばかりで、臆することなくお店に入れば、美食を満喫することができます。注意点は、士林夜市と異なり歩行者天国ではなく、普通の道路と歩道に屋台が出ているだけなので、行きかう車とバイクに気を付ける事です。
さて、そんな延三夜市。入り口近くにある台湾ソーセージ:香腸(シャンチャン)のお店が爆発的においしいので紹介したいと思います。
黃大腸煎の場所
目当てのお店は「黃大腸煎(ファンダァチャンシェン)」と言いますが、場所は延三夜市の入り口すぐにあるので発見しやすいです。簡単な屋台ですが、時間によっては行列ができるほどの人気店。なるべく早い時間に行くと、並ぶことなく歩道のテーブルにありつけることができます。
ただのソーセージと侮ることなかれ、地元民が行列をなすには理由があります。
黃大腸煎のメニュー
メニューはいたってシンプルで、香腸(台湾ソーセージ)、大腸煎(もち米のソーセージ)、魚丸湯(魚のつみれスープ)、焼鶏腿(鶏もも肉焼いたやつ)ですが、ほとんどの人が頼むのが香腸です。
で香腸を一つ頼んで席に座ろうとすると、店主さんがジェスチャーで切るか?と合図。もちろん切ってもらって席につきます。歩道側に2つあるテーブルにつくと真横にはどかーんと大腸煎が…。
香腸 35元 |
香腸とスライスニンニクだけのシンプルな一品です。シンプルがゆえに味が大事。
と香腸をまずは一ついただきます。いわゆる台湾ソーセージの甘い味が特徴ではあるものの、しっかり詰まった肉も主張しつつ全体的に香ばしい味わい。何とも言えずおいしいです。
そしてニンニクと重ねてパクリ。辛みのある生ニンニクが、甘い香腸と絶妙にマッチして相乗的においしくなります。これはビールが必要。よく串にさして売っている香腸の屋台でもニンニクが丸ごと置いてあったりします。これをかじりながら香腸を食べると数段おいしくなるのでお勧めです。
黃大腸煎
【営業時間】17:00-23:30
【定休日】火曜、水曜