美食の町台湾。その首都台北では、台湾各地の料理を食べることができます。そして、各地の料理、原住民のエッセンスがカオスとなり様々な料理が進化発展しています。とはいえ、古くから変わらず伝統的な料理もたくさん残っており、昔ながらの味を守り続けているお店もあります。
今回ご紹介するのは、そんな伝統を守り続け70年の「北港甜湯」です。
北港甜湯の場所
場所は、華西街夜市のアーケード街にあります。
この夜市、ネオンギラギラで怪しいお店も多いのですが、飲食店はいたって真面目で小王煮瓜など超有名店も軒を連ねています。
お店の壁にメニューが張り出されています。手書きスタイルではないので、注文は指差しか口頭で。
紅豆湯(おしるこ)、緑豆湯(緑の豆の甘いスープ)など王道メニューに加え、台湾人はみな好きな芋頭(タロイモ)のスープもあります。トッピングは言えば何でも入れてくれます。
紅豆湯(おしるこ)、緑豆湯(緑の豆の甘いスープ)など王道メニューに加え、台湾人はみな好きな芋頭(タロイモ)のスープもあります。トッピングは言えば何でも入れてくれます。
そして、地元の方がみんな頼んでいたのはお餅でした。(腹一杯で頼めず)
今回は、紅豆湯に湯圓(小さいお餅)と芋頭(タロイモ)をトッピングしました。
タロイモは寸胴にどーんと煮詰められています。
来たものがこちら。紅豆芋頭湯圓(50元)です。
大きなタロイモの塊が5個くらいに、湯圓が泳いでいます。下の方には、小豆がこっくりと溜まっています。
紅豆芋頭湯圓:50元 |
さらにいいのは、湯圓がモッチモチなところ。本当につきたてのお餅のように一つ一つがもちもちしていて驚きでした。満足感高し。
メインのタロイモは、ねっちり、こっくりしていてあと引くうまさ。甘みもしっかりついていて時間をかけて作られているのがわかります。
全体的に混じりけのない味で、化学物質も一切入っていないシンプルを極めたようなスイーツでした。長年愛されてきた理由がわかる料理です。
全体的に混じりけのない味で、化学物質も一切入っていないシンプルを極めたようなスイーツでした。長年愛されてきた理由がわかる料理です。
豆花もいいですが、台湾式お汁粉もおいしいので是非食べてみてはいかがでしょう。
台湾ではこうして老若男女スイーツ店でスイーツを食べる姿が目立ちます。ほっこり。
北港甜湯(Beigang Sweet Soup)
台湾ではこうして老若男女スイーツ店でスイーツを食べる姿が目立ちます。ほっこり。
北港甜湯(Beigang Sweet Soup)
【営業時間】15:30-22:00
【定休日】月曜日