そんなガチョウ肉の名店を南機場夜市に訪れて実際に食してきました。お店の名前は「品膳坊伝統鵝肉店」です。
品膳坊伝統鵝肉店の場所
南機場夜市の南西端くらいに位置しています。黄色の目立つ看板なので、逃すことはないでしょう。
ちなみに、南機場夜市は地元民であふれるグルメ夜市です。
頭もおしりもすべてくらい尽くします。
迷ったら切盤
ガチョウ肉での注文は、お店によって様々です。量り売りもあれば部位指定もあり、所見では何を頼んだらいいかわかりにくいです。こちらのお店もそんな感じでした。でも、迷ったときに、切盤というのがあったらそれにしましょう。部位不指定の盛り合わせのようなものです。サイズ感も一人でも食べられる分量が来ることが多いのでお勧めです。
今回は、切盤に、ガチョウの心臓と肝臓を盛り合わせた鵝心肝にしました。
こちらのお店では麺類やスープ、丼物もあってメニューが充実しています。
注文を待つ間に、タレコーナーでタレを回収します。今回は普通のタレと辛いタレ。
やっぱりガチョウ肉はおいしい
さて、やってきたお料理がこちら。ガチョウの切肉が美しいのと、臓物系の上にのっているクコの実がうれしい。
早速切盤からいただいていきます。
鵝肉切盤:220元 |
こちらは茹でてあるガチョウ肉です。ガチョウ肉は油が多いのか、肉表面がてりってりになっていてジューシーなのが特徴です。
まず胸肉にあたる部分から。適度な脂身と詰まった肉部分のコントラストが美しい切り身です。かみしめるほどガチョウの油が出てきて適度な塩味も混じって本当においしい。
多分脚にあたる部分の肉も、胸肉よりも柔らかみがあってジューシーさがアップ。全体的に塩味がしっかりついているのでビールが進みます(ビールは近くのコンビニから購入)。
いやー、肉はうまい。そしてガチョウの肉はさらにうまい。これは日本で出しても大流行になる肉だと思います。
さて次は、内臓を。
まずは心臓から一ついただきました。ガチョウの心臓は小ぶりで、5スライスほどで1つの心臓をなしていました。
しっかりと血抜きがされているのか、臭みは全くなくそれでいて歯ごたえがしっかりあるので新鮮さが伝わってきます。いわゆるハツの焼き鳥を食べているような感覚なんですが、塩ゆでしているだけなので食感がブリブリと跳ね返ってくる感じです。これは食べたことのない食感でおいしい。
次は肝臓です。こちらもゆでてスライスしたもの。
肝臓はとろけるような食感でほろりほろりと口の中で崩れていきます。レバーペーストを少し固めたような食感ながら、癖や雑味がなくおいしい。クコの実もいいアクセントになっていておいしさが引き立ちます。
どのお肉を食べてもおいしいガチョウ。お店によっては首や頭も食べられますのでチャレンジしたいところです。
台湾では街に一つはあるガチョウ肉のお店。あまり外れは当たったことはないので、勇気を出してチャレンジしてみましょう!
こちらのお店では小菜も豊富でおいしそうなので、次回試してみたいと思います。
【営業時間】11:00-21:00
【定休日】不定休