【台南グルメ】伝統的な製法で作られた昔から変わらない牛肉湯。長く台南に息づいた味わいの康楽街牛肉湯

康楽街牛肉湯 台南 グルメ 地元民 朝ごはん 人気店
台南の朝ごはんといえば牛肉湯(ニュウロウタン)。牛肉をたっぷり使った贅沢な朝ごはんですが、しっかりと朝ごはんから栄養をつけるという意味で台南の人には昔から愛されてきました。専門店もたくさん増えてきていろんなバリエーションの牛肉湯が出てきていますが、今回紹介する康楽街牛肉湯では、昔からの製法で作られたスープが何十年も愛され続けてきています。

康楽街牛肉湯の場所

場所は康楽街の市場の片隅に。神農街からもすぐ側なので、暗くなってからのの観光の合間にもベストな場所にあります。

いったののは早朝で、まだお店のランプも煌々と照らされていました。
老舗の牛肉湯、期待が膨らみます。

康楽街牛肉湯のメニュー

メニューは至ってシンプル。牛肉湯を中心に、牛の肝臓や他の部位を使った牛肉湯、他炒め元はご飯者がいくつか。牛肉湯専門店にしてはメニューは豊富で朝晩楽しめる構成です。
注文したのはもちろん牛肉湯。さっそく実食です!

老舗の深い味わい

さて、注文してすぐに出てきたのがこちら。
スープは深く透き通っており、雑分がまったくない様子がわかります。牛肉はほのかにピンク色。
嬉しいことに、牛肉湯を注文すると白飯もついてきます。
さて、テーブルの上には注意書きが。ふむふむ。
人工甘味料を使わず、野菜や鶏肉、牛肉を8時間煮込んで作ったスープはお店自慢の製法。
ではスープから早速一口。
スープは注意書きにあったように人工的な味は一切せず、塩や砂糖での味付けも全くしていない様子のあっさりとした味わいでした。その代わり、複雑な旨味と甘味が口いっぱいに広がります。
次に牛肉を。
程よい大きさにカットされた牛肉にはいい感じに熱が伝わっていて、柔らかい歯ごたえです。最初は薄味に感じたんですが、食べるほど味覚が洗練されてきて肉の味わいが感じられるようになってきます。朝の胃袋にはまさにしみる味。飲んだあともいいかもしれません。

康楽街には他にもご飯屋さんがたくさん。朝から夜まで食べるものには困らない市場です。でもやはりおすすめは老舗の康楽街牛肉湯。ぜひ一度は訪れ、古き良き味を楽しみましょう。

康楽街牛肉湯
  【住所】700台南市中西區康樂街325號700 號
  【営業時間】月:4:30~15:00、火:15:00~22:30、水~日:4:30~22:30
  【定休日】不定休