【台南グルメ】2024ビブグルマン選出!ガチョウ肉がジューシーでおいしすぎる「温爸鵝肉」

台南グルメ 台湾グルメ 一人旅 食い倒れ 子連れ台湾 温爸鵝肉 ガチョウ肉 地元民 ミシュランビブグルマン選出 台湾で食べられていて、日本ではなかなか食べられないお肉の代表格はおそらく鵝肉(ガチョウのお肉)だと思われます。台北では阿城鵝肉(アーチェンアーロゥ)が超絶有名ですが、台南では、ビブグルマンにも選出された温爸鵝肉が最も有名です。鵝肉は正直当たりはずれなく、どこもおいしいのですが、温爸鵝肉は本当にジューシーで絶品。ぜひ行ってほしいお店の一つです。

温爸鵝肉の場所

場所は、花園夜市から歩いて15分、台南駅からも同じくらいの時間で歩いて行ける場所にあります。
大通りをてくてくと歩いていくと、人だかりが…!

お店の外側では、注文したものを待つ人でごった返していました。さすがビブグルマンと思いつつ、店内を見るとちらほら開いている席も。テイクアウトが多く、ピークタイムでなければ店内で飲食可能です。

外にいるスタッフさんに、店内で食べる旨伝えると、席に案内してくれました。席では、オンラインでの注文も、いつもの伝票での注文もできる雰囲気です。

よくわからないので、伝票での注文にしました。

メニューは一般的な鵝肉店のもの

メニューはシンプルかつ分かりやすい内容です。こちらでは、燻製の鵝肉はなく、塩ゆで一本でやっているようです。小サイズ300元は少しお高め。量が多いのでしょうか。

日本語のメニューもあったので、安心して注文できます。

他には、肝臓や腸、頭、舌なんてものもあります。なかなかチャレンジしにくいのですが、今回は小サイズの鵝肉と鵝頭、定番の鵝油拌飯(ガチョウの油をかけたごはん)を注文しました。
テイクアウト客が多いためか、注文すること15分後に着皿。

鵝肉がやっぱりおいしい

初めて食べた鵝肉は阿城鵝肉の燻製のものでした。油がしたたり落ちるくらいジューシーで噛み応えもあって本当においしい一品でした。それ以来、必ず台湾に来るときは鵝肉を一食食べなくては気が済まなくなり、台湾各地でも食べるようにしていました。今のところ外れはありません。
こちらのお店の鵝肉は…
小サイズ:300元
お肉ぶ厚めで、もやしたっぷりの腹パン確定の内容でした。お肉の照り感がたまりません。
そうそう、こちらのお店では、たれとスープがセルフサービスになっています。
タレはこのように二種類。辛いのと醤油ベースのものです。

小皿にとりわけます。

そしてこちらの無料スープも。ガチョウをゆでたゆで汁スープです。

少し白濁していますが、すっきりとした色合い。

ではまずお肉を食べていきます。
骨がそのままついているのは難点ですが、一口食べるとジューシーな油が口いっぱいに広がります。塩味もちょうどよく、醤油ベースのタレをつけるとニンニクの香りが漂い食欲がアップ!たまにモヤシを食べるとリフレッシュされてバクバク食べられます。モヤシがうれしい。

二人で食べても物足りないことはなく、満足できる量です。

さらに注文した鵝頭、ガチョウの頭です。頭だけではなくて、ネックの部分もぶつ切りにされて出てきました。目元がリアル…。初めて食べるので少し緊張します。
鵝頭:50元
まずはネックの部分を。
こちらは想像した通りで肉の味は他の部位と変わらず、薄い皮なのでもったりはしていないんですが、骨が少し気になりました。細かな骨がかじるとついてくるので少し食べにくい。味は言うことないです。
そして肝心の頭。頭で食べる部位は、脳みそです。この少し白っぽいところが脳みそ。小さいです。
この脳みそが非常にクリーミーでおいしい。食べたことない味なのですが、白子のような濃厚さとねっとり感のある食感で、小さくても満足感のある味わいです。希少部位なので阿城鵝肉ではすぐに売り切れてしまいます。食べられて満足。
最後に、鵝油拌飯をチェック。お値段100円くらいなので頼まない手はないです。鵝油の瓶詰めなんかはスーパーとかで売ってるんですが、お店で食べるとフレッシュなので別格なのです。
鵝油拌飯:20元
フライドエシャロットが少々のっていて、油は下に沈んでいます。しっかりかき混ぜて食べます。
油に塩が混ぜられていて、しょっぱくておいしいんです。これでさらに鵝肉が進むすすむ…。
全般的に油多めでこってりしていたものの、もたれることなくおいしいお肉でした。昔から台南の人には人気で、ビブグルマンを取ってますます人気になってしまいました。ピークタイムを外してぜひ行ってみてください。

温爸鵝肉
【営業時間】11:30-18:30
【定休日】日曜日
鵝肉店定番の店頭にあるガチョウさんたち。