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【台北グルメ】大稻埕魯肉飯で食べるザ・本場の魯肉飯

魯肉飯を愛する皆さま、こんにちは。台湾人のソウルフードである魯肉飯は、日本でもいろいろなお店で食べることができるようになりましたが、いまだ本場の味を再現しているお店に出会っていません。でも、思えば台湾で魯肉飯を食べても、一軒一軒違う味で、一つとして同じ魯肉飯はありません。魯肉飯を食べたことのない人から、魯肉飯ってどんな味ですか？と聞かれてもなかなか答えづらいもの。でも、ザ・魯肉飯と呼べる味を出しているお店を紹介することはできます。それが大稻埕魯肉飯の魯肉飯です。

大稻埕魯肉飯へのアクセス

立地はとても良いところにあります。台北駅の北側から歩いてすぐの市場通りです。すぐそばには、豆花や鵝肉の名店もありグルメが集う場所になります。

お店の看板は珍しく黒地に金色の文字。店名に魯肉飯とあり、これを目当てに来る人がほとんどです。

店内は非常にこじんまりとしていますが、２軒ほど離れたところにもイートインスペースを備えています。行ったときはどちらの席も満席で、内用（ネイヨウ、店内飲食）は行列ができていました。

もちろんテイクアウトもできるので、並びながらメニューに注文したいものを書き込んでいきます。１０人くらい並んでましたが、回転が速いのですぐに席に着くことができました。

さてでは注文です。

魯肉飯といえばこの味だよなぁ

さて、魯肉飯のみならずおかずも豊富なこちらのお店。なんだか色々食べすぎてしまい胃もたれ中だったので素直に魯肉飯のみ注文する事にしました。でもおかず類もとてもおいしそうです。

魯肉飯だけというのも、と思ったので、こちらのお店ではみんな魯肉飯と一緒に注文する半熟荷包蛋（半熟の目玉焼き）を注文する事にしました。

魯肉飯と半熟目玉焼き。45元。

できたのがこちら。既にオンザ魯肉飯状態です。

多くのお店では魯肉飯には滷蛋（ルーダン、煮卵）を付け合せますが、こちらのお店では目玉焼きがセオリー。やや小ぶりな魯肉飯（小）に対し、どさっと目玉焼きが乗っています。

黄身はしっかり半熟でトロリ。

魯肉飯の味は、わずかに八角の風味を感じ、しょっぱいより甘い味わい。脂身たっぷりの魯肉が白ご飯4/5を覆うくらいかかっていて、たれもややご飯にしみこんでいます。白米はほんの少し硬めに炊き上げていて、柔らか魯肉の脂身と相性がいいです。そこに卵の黄身を絡めると味わいがマイルドになり、とても食べやすくするする食べることができます。くどすぎず、あっさり過ぎず、ザ・魯肉飯と呼ぶにふさわしい魯肉飯だと思いました。

味の説明は難しいけど、初めて台湾に行く友達がいたら、ここの魯肉飯は本場の一般的な魯肉飯だよ、と紹介できるお店です。

大稻埕魯肉飯

　【住所】https://goo.gl/maps/GRGypCPx2AzzaCRi8

　【営業時間】11:30～20:00

　【定休日】不定休