ニンニクをふんだんに使う料理がたくさんある台湾。朝でも昼でもお構いなしで、とにかくニンニクをぶっかけたり、たれにぶち込んだり、日本のようにつつましく使うのではなくダイナミックにぶっこむことが魅力的な台湾料理。町中の食堂でもただの醤油と思ったらニンニクが入っていたり、針ショウガだと思ったらすりおろしにんにくだったり、よく経験します。
そんなニンニク大国台湾。ニンニクをふんだんに使ったその名も「蒜香面」がおいしいお店を発見したのでご紹介です。
餃子で有名な餃匠
実は今回紹介する餃匠というお店は、餃子で有名なお店です。それも台湾特有の棒状になった焼き餃子がとても評判の高いお店です。場所は台北駅から南へ歩いて10分程度のところ。
匠、がつく店名は期待が持てるお店です。早速注文、でもやや難易度が高い
店内に入り席に案内してもらうとテーブルにこのようなものが。
何が何だかわからないので、Google翻訳アプリについているカメラ機能を利用して翻訳してみると、どうやらこちらのようなことが書かれていました。まず、QRコードを読み取り、店内飲食か持ち帰り化を選択します。店内の場合は、テーブル番号を入力し、注文するメニューを選択します。最後まで行ったら、QRコードがでてくるので、カウンターに持っていて支払いをすませます。というような内容です。なんとも難易度が高い…。日本でもQRコードから注文するシステムはありますが、ほとんどは後払いのもの。こちらでは前払いなので、注文して席に着いたままでは料理は出てきません。他のカフェでもこういったシステムを体験したので、どうやら台湾では一般的なシステムのようです。
四苦八苦しながら最後まで行き、
このQRコードを見せ、支払えば注文完了です。そうするとこちらのようなレシートが発行され、あとは席で待つだけです。
ふー、と一息。ちなみに頼んだのは、蒜香面です。蒜はニンニクのことなので、その名の通りニンニク麺ですね。がっつりニンニクです
やってきた麺はこちら。あっさりしたような見た目が特徴ですが、餡はとても辛そう。
うどんを2/3くらいの太さにしたような麺と、ネギ、レタス、肉ダレがのっているシンプルなジャージャー麺です。しっかり混ぜて
ぱくりスーっと鼻に抜けるニンニクの香りとともにコシのある麺ののど越しがよく、意外にあっさりした味わいです。若干辛いけど、辛いのが苦手な私でも難なく食べられます。何よりニンニクの香りがすごくて食欲が刺激されまくり、ノンストップでずるずる食べてしまいました。味としては老牌牛肉拉麺大王よりも軽い味わいですが、ニンニク度合いは負けていないくらい強く、がっつり行きたいときに最適なお店だと思います。台北駅からも近いので立地的にもお勧め。牛肉麺に飽きたらニンニク麺を選択肢に加えておきましょう。
ちなみにメニューはこんな感じでした。餃子もお勧めです。餃匠 【営業時間】11:00~20:00
【定休日】不定休