台湾スイーツの代表格、豆花(ドゥファ)。もはや日本でも一般的になりつつある豆腐のスイーツですが、台湾に行ったらぜひ食べたいものの一つです。「え、豆腐のスイーツ??それっておいしいの?」と疑心暗鬼で敬遠してきていたのですが、実際に食べると目からうろこな感じでおいしかった印象があります。
今回訪れた杉味豆花は、グルメ夜市として名高い寧夏夜市(ニンシャーイエシー)エリアに位置する3大巨頭の一角です。他の巨頭は豆花荘、古早味豆花で大変人気のお店ですが、杉味豆花は少し夜市から離れているもののこちらも超が付くほど人気のお店。実食に行ってきました。
杉味豆花の場所
場所は寧夏夜市から東に少し行ったところにあります。
大通り沿いなので迷うことはありません。道をまっすぐ行くと、少しレトロな雰囲気の漂うお店が見えてきます。
今回はシンプルに伝統豆花を頼むことにしました。豆花は一つ60元で、2種類のトッピングを選ぶことができます。プラスチャージで、タロイモやサツマイモも選べる模様。
日本語メニューもあるという力強い言葉も。
トッピングがたくさんあるととても悩みます。頼むときには実物を見て指差しして選ぶのもいいと思います。
今回は、芋圓(ユーユエン)と粉粿(ファングエ、デンプンを固めたゼリーのようなもの)を選択しました。どちらもQQもちもち系です。お会計を済ませたら好きなテーブルについて待ちます。
粉粿のおいしい豆花
待つこと1分くらい、すぐに注文したものがやってきました。蜜系のタレが絡まったオレンジ色の氷が美しく、粉粿は黄色がカラフル、芋圓の存在感もいい感じです。
早速豆花を実食。つるんとした歯ごたえで、しっかり豆腐の味がします。何より氷と蜜がしっかり甘くてガツンと来る味が特徴。薄味じゃなくしっかり濃いめの味付けです。
芋圓はサツマイモとタロイモの二種類。すりおろした芋の感じがして、しっかりした歯ごたえでおいしい。
粉粿は歯ごたえが伝えにくい代表格なんですが、ゼリーとグミの間くらいの食感で、とろんと甘い。形容するものがなくて何とも言えないんですが、もちもち、ぷるんとした感じで、タピオカとも芋圓とも違う食感です。
さすが3大豆花の一角を占めるだけあり、安定した味わいだったと思います。他のお店も食べ比べしてお気に入りのお店を見つけてみてはいかがでしょうか。
杉味豆花
【営業時間】14:00~翌1:00
【定休日】不定休