台湾では朝ごはんを外で食べるのが定番の日常です。そして早朝に食べるのがお店も空いていて現地の一風変わった世界をのぞき見れるのが魅力であります。
まだ日の上る前の雙連朝市。当然ながらお店は全く出ておらず、いつもの朝市の喧騒はありません。
お目当てのお店の場所
お店の名前は民樂旗魚米粉と言います。旗魚はカジキマグロ、米粉はビーフンのことで、カジキマグロのビーフンスープが看板のお店です。
こちらのお店、カジキマグロのビーフンスープや、牡蠣の揚げ物が人気のお店。ビーフンスープはあんまり興味がなかったので、牡蠣の揚げ物目当てに朝早く起きて繰り出したわけです。
なんと揚げ物は朝はやっていない
メニューをもらってお目当ての牡蠣の揚げ物を注文しようとすると…
なんと「今はないよ~」と言われてしまいました。ショック!朝は揚げ物はすべてなく、ビーフンスープしか準備が整っていないようでした。残念ですが仕方がない、看板メニューでもあるのでカジキビーフンを頼みました。涙。
と落ち込んでいたら、「隣のお店で小菜頼んだらいいよ!」的な中国語とジェスチャーで教えてくれました。
ほうほう、どんなもんか、という気持ちで見に行くとたくさんのおかずが並んでいるではありませんか。思えばこちらのお店、朝はおかゆと小菜のお店ですが、昼から孤独のグルメで有名になった「永楽担仔麺」に早変わりする二毛作のお店なのです。
まずはカジキビーフンからいただきます。
サイコロ上のカジキとネギがかけられている見た目もあっさりなビーフンスープ。日本ではビーフンは食べど、ビーフンを入れたスープは食べることがないので初めての料理です。
スープは非常にあっさりした見た目で薄い、味が薄い、、、かと思いきや、ある程度塩味がついていて、カジキのだしもたっぷり出ていておいしい。海の幸を感じる優しい味で満足。
でもやっぱりという感じなんですが、見た目からして固そうなカジキの身。うまみができってしまっていたのか少しぱさぱさしていて残念でした。量も少ないので、イメージとしては味噌汁づくりにだしを取った鰹節の残りが入っている感じです。
さて肝心のビーフンは、間違いなくおいしい。だしを吸ってカジキのうまみたっぷりのビーフンは日本では食べられないおいしさでした。
最後になすの小菜です。見た目はくったり、シミシミ、てかてか。
存分に油が絡んでいてアツアツですが、味も醤油と砂糖の味付けでなじみがある内容でした。おいしいのは言うまでもないですが、量もしっかりあって油のパンチもあるので、カジキビーフンと相性がよかったです。
こんな2店コラボができるのも、あまり混んでいない早朝の魅力。もう少し遅い時間に行くとテーブルも埋まってしまったりしてコラボも難しくなっていると思います。
ぜひおすすめしたい早朝朝ごはん。5時に起きて、5時半にホテルを出て、6時から、豆漿大王的な店ではなく、迪化街へ繰り出してみてはいかがでしょうか。
民樂旗魚米粉
存分に油が絡んでいてアツアツですが、味も醤油と砂糖の味付けでなじみがある内容でした。おいしいのは言うまでもないですが、量もしっかりあって油のパンチもあるので、カジキビーフンと相性がよかったです。
こんな2店コラボができるのも、あまり混んでいない早朝の魅力。もう少し遅い時間に行くとテーブルも埋まってしまったりしてコラボも難しくなっていると思います。
ぜひおすすめしたい早朝朝ごはん。5時に起きて、5時半にホテルを出て、6時から、豆漿大王的な店ではなく、迪化街へ繰り出してみてはいかがでしょうか。
民樂旗魚米粉
【営業時間】6:00~13:00
【定休日】月曜日
永楽市場清粥小菜