
台南特有のグルメと言えば牛肉湯(ニョウロウタン)。生の牛肉を野菜や漢方から作ったアツアツスープをかけただけのシンプル料理なんですが、これが奥深い。牛肉の新鮮さ、部位、スープの出汁などお店によって異なり様々な味を醸し出します。有名店であれば朝5時から行列をなしていることも。
今回は、台南のグルメ街、國華街で1、2位を争うほど人気の阿村牛肉湯で極上の牛肉湯を食らってきました。
阿村牛肉湯の場所
國華街3段入り口付近にあり、水仙宮市場からもほど近い場所にあります。
この通りは本当においしいお店がかたまっていて、すべてくらい尽くすには5日くらいかかるくらいです。
メニューは牛肉特化型で目移り
こちらのお店では、当然牛肉湯がメインではあるんですが、牛丼や牛肉炒めもあり朝から充実したご飯を食べることができます。
牛肉炒飯とかもうまそう。でも朝からそんなに食べられないので、シンプルに牛肉湯(小)と白飯を頼みました。
シンプルisベストな味わい
台南には牛の屠殺場があったとかで、新鮮な牛肉が手に入る立地だったそうです。なので生の牛肉を使った牛肉湯が発展したとか。
なので、牛肉湯を提供するお店は、新鮮な牛肉を入手している証拠。阿村牛肉湯の牛肉も新鮮なんでしょう。
注文してすぐに着湯
うっすらとピンクが買った牛肉は、アツアツスープをかけてまさに熱が通ったばかりの証拠。
比較的色が濃い目で濁ったスープに牛肉の脂が浮いていて食欲をそそるビジュアル
さっそく食べていきましょう。まずは牛肉
うっすらとピンクが買った牛肉は、アツアツスープをかけてまさに熱が通ったばかりの証拠。
比較的色が濃い目で濁ったスープに牛肉の脂が浮いていて食欲をそそるビジュアル
さっそく食べていきましょう。まずは牛肉
柔らかく臭みのない牛肉は予想通り新鮮。薄切りで食べやすく、粗雑な部位も入っていません。
スープは野菜を煮込んだ甘みと塩みであっさりした味わい。文句の付け所がないです。
牛肉をたれにつけて針生姜と食べるのが台南スタイルですが、たれが甘じょっぱくておいしい。これは炒めた牛肉につけてもおいしい。
卓上には辛みそもあるので、味変したい方は使うべし
店頭では部位別に牛肉を陳列しており、注文に応じて料理を作っています。
隣には水仙宮市場があるので、ご飯後朝市を満喫するのもおすすめコース
卓上には辛みそもあるので、味変したい方は使うべし
どこで食べても同じ調理法でありながら、全く違う味を示す牛肉湯。おふくろの味的なその店ならではの味わいを感じるのが旅行の醍醐味ですね。
阿村牛肉湯
隣には水仙宮市場があるので、ご飯後朝市を満喫するのもおすすめコース