【台南朝ごはん】台南では少ない蛋餅が食べられる朝食店「徐媽媽早餐店」

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台湾は朝食を外で食べる文化があり、町の至る所に朝4-5時からやっている朝ごはん屋が点在しています。そのバリエーションも豊富で、台湾伝統朝ごはんの筆頭である蛋餅やサンドイッチ、台南であれば牛肉湯など地域性もあります。ただ結構盲点だったりするのですが、台南では蛋餅や鹹豆漿といったご飯を食べられるお店が実は少ないのです。そんな台南で貴重な蛋餅が食べられるお店を紹介したいと思います。

徐媽媽早餐店の場所

お母さんのやっている朝ごはん屋さん、といった趣のある徐媽媽早餐店。場所は台南駅から歩いて30分くらいのところ、國華街からもさほど遠くない場所に位置しています。


ピンク色のファサードと看板が目印。

朝はテイクアウトする人が多いですが、店内にはちゃんとイートインスペースがあります。もちろん外にも。

メニューが豊富

店頭にもメニューが見れるようになっています

もちろん店内用のいつもの紙タイプのメニューも

今回は、起司蛋餅(チーズダンピン)、芋頭饅頭(タロイモマントウ)、奶茶(ミルクティー)、高大牛奶(牛乳)を頼みました。朝ごはんの定番から少しイレギュラーなやつまで。

かなりクオリティの高い起司蛋餅

さっそくチーズダンピンから実食。
起司蛋餅:40元
チーズダンピンは40元で、およそ200円くらい。少し高めではありますがそのお味は

できたててチーズがトロリとしていておいしい。塩味もほどほどあるので、タレをつけなくてもおいしく食べられました。外の皮もフワフワで癖のないダンピンといえましょう。
お供はミルクティー
奶茶(ミルクティー):25元
自家製ミルクティーは、砂糖を入れていないタイプでミルク濃いめ。あっさりしていてごくごく行けるタイプのミルクティーです。ホットだけどストローで飲むのが台湾スタイル。

芋頭饅頭(タロイモマントウ)は想定外

台湾人はみんな大好き芋頭(タロイモ)。それを生地に練りこんだものが芋頭饅頭です。
芋頭饅頭:15元
紫がかった生地にはしっかりとタロイモが練りこまれている様子がわかります。果たしてお味は…

非常にあっさりした味で、水分を吸い取るタイプのやつでした。甘みは少し感じますが、期待したペーストが入っているわけではなく一様な味わい。おなかは膨らむけど少し満足感は低い饅頭でした。でもアツアツで出来立て感は味わえます。
そんな芋頭饅頭のお供はやっぱり牛乳
高大牛奶:30元
高大ブランドという有名な牛乳の瓶入りのタイプです。これがこってり濃厚な牛乳で、昔おじいちゃんの家で飲んだ搾りたての牛乳のようでした。かなりレベル高くておいしい牛乳。
この牛乳がもしかしたら一番インパクトがあったかもしれません。

台湾旅行の醍醐味は、朝ごはんといっても過言ではありません。地域の特色も味わいながら、いろいろなメニューを楽しんでみてください。

徐媽媽早餐店
【営業時間】5:00-11:30
【定休日】水曜日

店頭にはおいしそうなサンドイッチが。テイクアウトでも楽しめます。
この店頭調理のライブ感が台湾ならでは。