【台南グルメ】ホルモン切りもうまいし、魯肉飯もトロトロで絶品!「阿龍香腸熟肉」

阿龍香腸熟肉 台湾グルメ 台南グルメ 一人飲み 台湾一人飲み 食い倒れ台湾旅行 台南一人旅 香腸 黒白切 酒のつまみ 今回は少しディープな台南ご飯をご紹介します。黒白切(ヘイパイチエ)と呼ばれるものですが、豚のホルモンなどの魯味を選んで切って食べるおかずです。台南でも人気を博す阿龍香腸熟肉で魯肉飯と一緒に食べてきたのですが、これがおいしい。新鮮で、種類も豊富でこの店だけで台湾のおいしいところたくさん味わうことができます。

阿龍香腸熟肉の場所

阿龍香腸熟肉は、台南駅から徒歩20分のまさに街の中心部に位置しています。保安路というグルメ店の集積地にあるのもうれしい。
ランチ時になると行列になるので、なるべく早くいくのがおすすめ。
店のフォントが渋い

店頭にはドカンと黒白切用の食材が並んでいます。指差し注文もOK!
早速注文していきます。

黒白切のメニューは豊富、魯肉飯は激安

メニューはこちら。

季節や日によっても違いますが、おおむね20種類くらいは常備されています。各お値段は25元(100円)。激安です。香腸など台湾ソーセージも魅力ですが、やっぱり台湾でしか食べられないホルモン系のメニューがおすすめ。猪心(豚の心臓)、猪肝(豚のレバー)は定番です。今回は、猪心と、香腸と魚蛋(魚の卵)を注文しました。なんの魚の卵かは不明!加えて

魯肉飯も頼みました。小サイズ20元は破格。台南は全般的に台北よりも安くていいですね。
レジで注文、支払いを済ませて開いている席で料理を待ちます。

どの黒白切も絶品

すぐに女将がもってきてくれたのがこちら。

食材のインパクトもさることながら、ソースもすごいです。ドキドキ。
さっそく白黒切から食べていきます。まずは鉄板の香腸。

台湾のソーセージは香腸(シャンチャン)といって、日本で食べるものより甘いのが特徴です。こちらの香腸も甘いながら、歯ごたえしっかりバージョンで肉のうまみをしっかり感じるタイプでした。平均的にうまい香腸って感じ。
次は猪心です。いわゆるハツですが、鮮度が命のホルモンはどうなんでしょうか。

心臓周りの血管も入っているもので、ワイルド…。でもその味はフレッシュそのもので、臭み一切なし。塩ゆでしただけのシンプルなものなので素材の味をしっかり感じます。
そこにこのソースをつけると

間違いなくおいしい。赤じょっぱいソースと、からしです。これをつけて食べると、お酒のおつまみに大変身。ビールが必要ですよ。
最後は魚蛋(ウューダン)
結局食べても何の卵かわかんなかったんですが、明太子を味付けしないでゆでているような感じ。ぱさぱさ感はありつつ、上のタレをつけて食べるとまさに絶品。ごはんの最強のお供になります。他のお店ではなかなか見たことがないので、レアな食材なのかもしれません。

トロトロ飯

最後は魯肉飯です。
ビジュアル的にも脂身たっぷりでトロトロな感じが伝わってきます。盛りもたくさんなのもうれしい。
食べてみると、脂身の嫌な感じはなくぺろりと行ける軽い感じです。甘みが強く、八角は判じないので日本人好みのバランスタイプ。これが20元っていうのはもう今しかないかもしれません。台北で食べたら40元、日本で食べたら800円(160元)くらいのクオリティです。

おいしいもの一杯の保安路にある、地元民の集う阿龍香腸熟肉。昼はおかずとして、夜はつまみとして食べたい黒白切が絶品のお店でした。

阿龍香腸熟肉
【場所】https://maps.app.goo.gl/mpEGZTvV6uBbZBLPA
【営業時間】10:30-19:00
【定休日】月曜日